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初めて畳を替える方へ

●ここでは初めて畳替えをされる方にも分かり易いように畳本体の構造や、「表替え・張替え」「新調・新畳」「裏返し」といった畳替えの作業内容、また替え時の目安について紹介します。
 

畳の構造について(大きく3つに分類されます)

1.畳縁(たたみへり)

「ふち」とも呼ばれ、無地・柄物など多くの 

種類があります。 

2.畳表(たたみおもて)
畳の表面部分です。イ草以外にも和紙表や
化学表など種類は様々です。
3.畳床(たたみどこ)
畳の土台になる大事な部分です。クッション性の違いはココで決まります。

 

表替え・新調・裏返しについて

●表替え (替え時の目安は前回の新調から5年~7年経過した畳)
表替えは、畳表・畳縁(ふち)を新しくする事で、使用する畳表一畳当たりに織り込まれているイ草の量(本数)や質(太さ、長さ、硬さ)または産地(国産・中国産)などで価格は違ってきます。
 
●新調(替え時の目安は前回の新調から15年~20年経過した畳)
新調は、畳表・畳縁(ふち)だけでなく畳床(畳表を張り付ける芯材)も新しくする事です。
表替えと同様、使用する畳表の質や産地、また畳床の種類(建材床・ケナフ床・ワラ床)によって価格は違います。
 
●裏返し (替え時の目安は前回の新調又は表替えから3年~5年経過した畳)
裏返しは、今お使いの畳の畳表を裏返して張り付ける事です。価格は一律です。
(※畳表の傷み具合によっては出来ない場合もあります)

畳表について(※イ草表以外にも、和紙表・化学表も揃えております)

●畳表は、イ草を原料とし経糸に綿糸や麻糸を使って織ったものをいいます。
一枚の畳表に約4000~7000本のイ草が使われ、上質な畳表になる程長いイ草を使用し、本数も多く織り込まれます。畳表は大きく2つに分けられ、国産と中国産があります。
 
<国産>
国内で生産されるイ草生産全体の8~9割が熊本産です。その次が広島・福岡産になります。
産地によって、それぞれ色合いや光沢が違います。
<中国産>
国産に比べて価格も安価なので、最近はかなり普及しています。国産に比べると色合いや光沢は劣りますが、以前よりも品質は良くなってきています。
〈綿経〉
経糸に綿糸を1本使用しています。 
強度はやや低いです。
〈綿々経〉
経糸に綿糸を2本使用しています。
一般的な強度です。
〈麻経〉
経糸に麻糸を1本使用しています。
強度はやや高めです。
〈麻綿経〉
経糸に麻糸1本・綿糸1本使用しています。
強度は高いです。
〈麻々経〉
経糸に麻糸を2本使用しています。
強度は最も高いです。

畳縁(ふち)について

●畳縁は畳の長い辺に付けられる布のことで、純綿・絹・化学繊維などを使って作られ、畳の角を保護する役割もしています。無地縁・柄縁と約60種類揃えております。

お部屋の雰囲気に合わせて、お好きな色や柄をお選び下さい!
サンプルをご用意してお宅までお伺い致します。

畳床について

建材畳床(厚さ15㎜~60㎜に対応)

〈建材畳床Ⅱ型〉
建材床と呼ばれ天然木質繊維を原料とするボードとスタイロフォームを重ね合わせた床で、断熱性・防音性・耐久性に優れています。一般的によく使われている畳床です。
〈建材畳床Ⅲ型〉
建材床と呼ばれ天然木質繊維を原料とするボードとスタイロフォームを重ね合わせた床で、断熱性・防音性・耐久性に優れ、Ⅱ型よりも耐久性は高いです。
〈建材畳床Ⅰ型〉
建材床と呼ばれ天然木質繊維を原料とするボードのみを4層に重ねた構造で、断熱性・防音性・耐久性に優れます。建材床3種類の中では最も耐久性が高いです。

ケナフ畳床(厚さ15㎜~60㎜に対応)

〈ケナフ畳床〉
木質繊維の代わりに、ケナフ(植物)の繊維やゼオライト鉱石・藺炭(いずみ)など健康に良いとされる天然素材のみを原料とするボードとスタイロフォームを組み合わせた畳床です。地球環境にも優しく、調湿性や空気浄化作用もあります。木質ボード床よりもクッション性が
高く心地良い足あたりを感じて頂けます!
(※建材畳床と同様で組み合わせ方はⅠ型・Ⅱ型・Ⅲ型の3種類です。)
右画像が主な原料として使われるケナフ(植物)です。

稲ワラ畳床(厚さ50㎜~55㎜に対応)

<稲ワラ畳床>(建材畳床よりも価格はUPします)
昔から畳の床として使われてきた素材です。30㎏を越す量のワラを平たく40㎝ほどに積み重ね、その厚さを僅か5㎝まで圧縮します。断熱性・保温性・耐久性はもちろん稲ワラ特有の、吸放湿性・足あたりの柔らかさがあります。
 

当店畳床の特徴(建材畳床・ケナフ床のみ当店で製造しております)

写真①床の表面
畳床はどこも同じじゃないの?と思われるかも知れませんが、その製造方法には違いがあります。ここでは当店畳床を見て頂きながら、その違いについてお話します.畳床は素材・厚さの違う約1畳分の大きさの材料を敷居の高さに合わせて重ね、その材料同士を専用の機械で圧縮しながら床糸で締め付けて縫い上げ、一枚の畳床に仕上げます。
そうする事にで畳床に反発力(弾力性)が生まれます。この反発力が畳を歩いた時の足当たりの柔らかさになります。反発力を高める為には針数を多く、また針足を短くし材料同士を密着させる必要があります。
左の写真を見て下さい。写真①②が当店畳床の表面(製品にした時に畳表を張り付ける面)です。
写真③が当店畳床の裏面(製品にした時に部屋の床と接地する面)です。写真③を拡大すると分かりますが、当店畳床は昔ながらの稲ワラ畳床と同じ製法で、床材料を縫い合わせる為の針数が畳の巾方向(長さの短い方)に31本あり、また丈方向(長さの長い方)への針足(裏面から見た時の針穴~針穴への糸の長さの事)の間隔を1寸5分(約45㎜)にし
、上糸(畳床の表面に掛かる糸※写真②)を巾方向に掛け、下糸(畳床の裏面に掛かる糸※写真③)を丈方向に掛ける事で畳床を表面と裏面から十文字に締め上げて、畳床の材料同士をしっかりと密着させ弾力性を高くしています。
 
写真②床の表面
写真③床の裏面
逆に針数が少なく針足を長くしてある畳床は、床材料同士を締め付ている糸が緩み易く、極端に言えば畳床の材料同士を重ねて置いただけの状態と同じになるので、弾力性も低く足当たりも硬くなります。
その上年数が経過すると重ねた材料同士が肌離れ(糸が緩み易いため重ねた材料同士がズレる事)して、畳の形(寸法)が変わり、畳と畳の間に隙間が出来たり、畳の上を歩く時に音がするといった事が起き易くなります。 
それほど、畳床にとって針数の多さ・針足の間隔は大切なものなのです!!
 

当店畳床の床糸が緩まない理由

写真④床の裏面
こちらの写真④は、当店畳床の裏面を別の角度から写したものです。拡大して見てもらうと、裏面の下糸が掛かっている部分に沿って、真直ぐ溝が等間隔に出来ているのがよく分かると思います。 
実はこの溝がその理由で、この溝があることで畳床を部屋のゆか板に敷いた時に、溝が無い部分はゆか板に接地しますが、溝がある部分(糸が掛かる部分)は接地しないので、ゆか板との摩擦によって床糸が緩むことはありません。さらに、この溝に床糸が食い込むので床材料同士をしっかりと締め付けます。
また接地する部分と、しない部分が等間隔にあるので、畳の上を歩いたり畳の上で転んだりした時の衝撃が分散され、足当たりの柔らかさを生みますし、ゆか板と畳床の裏面との間に空気が通うのでイ草が持つ調湿作用の効果を手助けします。
この溝が無ければ、せっかく締め付けた畳床の糸は、ゆか板との摩擦で緩み、歩いたり転んだりした時の衝撃は、ゆか板から直接畳床を通して体に伝わりますし、イ草が持つ調湿作用も妨げてしまいます。
一味ちがう当店こだわりの畳床を是非一度お試し下さい!! 
 
 
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長島畳店
〒699-0721
島根県出雲市大社町修理免453
TEL 0853-53-2643
FAX 0853-53-2939
 
出雲市、松江市を中心に
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承っております。
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